「おお、花火か。なつかしいのお」
「おじいさん知っているの?」
「ああ、ずいぶん昔のことじゃがな」
「ふうん・・・」
「そうじゃ、一緒に来なさい」
おじいさんが向かったのは怒りん坊のところでした。
「ここ、怒りん坊さんのお家だよ・・・」
「そうだね、僕恐いよ」
「ははは、大丈夫じゃよ。でも離れていた方が良いな」