「うさぎ君は恐くないのかい?」
「恐くないさ、この草がここにあるって教えてくれたのは彼なんだから」
「えっ?本当なの?」
「そうだよ」
「ねえ君、僕たちにこの草を少し分けてくれないかなあ?」
「わん」
「ありがとう」