うさぎ君は、お礼に持っていた金平糖を男の子にあげました。
「ありがとう」
男の子はぺこりとおじぎをして、家族の元へ走って行きました。
月に戻ったうさぎ君は、もらった棒をじーっと見ていましたが、 綺麗な光は出てきませんでした。
「おかしいなあ・・・?」