2006年春 庭づくり・ビバ枯山水
枯山水

引っ越しから2年以上が経ち、手つかずだった庭のはじっこが気になり出しました。 ここには大きな岩があって、除けることは不可能でした。

最初はこの岩を使ってロックガーデンなんて言っていたのですが、雑草が茂るばかりで雑然とどうしようもなくなり。。。困り果てていっそ「枯山水なんてどうだろ?」と思ってしまったんですよね。

そして偶然、知り合いから「白川砂」を分けて頂けることになり、とんとん拍子に話しが進み「自宅の庭に枯山水計画」が出来上がったのでした。


枯山水

本来の白川砂は現在では手に入らないらしく、分けていただいたのは白川砂と同じ材質の別の産地のものだそうです。

でも見た目はまるで枯山水の白川砂。ブラボーです。

予定していた場所にざざーーーーと敷き詰め、3センチくらい積み上げました。


枯山水

なるべく平らになるように調節しつつ。。。

そして平らに敷き詰めたら今度は模様です。あの枯山水独特のしましま模様。

で、ここで問題が。。。模様を書く用にと用意してあったミニ熊手が、小さすぎて使い物にならなかったのです。模様を書こうと思っても全然模様にならず。。。


枯山水

やっぱ素人仕事ぢゃこれまでか。。。

筋がないと枯山水にはなりません、とほほ。。。

なかなかに企画倒れないやーな雰囲気の中、何とか出来ないモノかとあれこれ画策。


枯山水

結局やけくそでスコップで筋をつけてみたら、案外これが良い感じに。

さすが腐っても白川砂。(←腐ってないって!)

とにかくこの砂。素材だけでも大変美しいのですよ。うっとり。

こんな雑な素人仕事に、高級庭園で使われている物と同じ素材を使わせて頂く贅沢さ。


枯山水

なんだかうちの庭が一気に品の良い日本庭園に。。。

なんて事はないのですが、とにかく贅沢な使い方をさせていただき大満足。こんな贅沢良いのかしら。。。とドキドキしつつ、でも嬉しさは隠せない。わーいわーい。


枯山水

和洋折衷、何が何やらと雑然とした庭が、すみっこの枯山水の出現でぐっと締まった感じがするのは私だけかもしれないけど、自己満足は大事。


枯山水

日当たりが悪く、一番暗かった部分が白川砂でぱーっと明るくなった。

それによって庭全体も何となく明るく綺麗に見える気が。。。色のバランスだと思うのだけど、バランスって大事。そしてさらに自己満足は大事。


枯山水

あとはテーブルセットをゲットしたら、庭でお茶が楽しめる予定。

嬉しいなぁ嬉しいなぁ。どんどん庭が出来上がってきている。


枯山水