笑顔がスキ

このたびひなたは休みを利用して、友人に会いに大分へ行った。

今までは、伝兵衛にはお留守番は無理なので、なかなか遊びで泊まりで出かけることが出来なかったのだけど、わんこ病院の案内に「ペットホテル」と書いてあった。他に預けるのは不安だけど、伝兵衛が異常に懐いているH先生なら大丈夫かもと聞いたら、預かって下さるとのことだったので、伝兵衛を先生に押しつけ私は旅立ったのである。

大分と言っても飛行機で45分で着いてしまうんだなぁ。日本って狭い。自宅から計算しても2時間くらいで着いてしまうので、あまりにあっけなく、遠くへ来たという感覚が全然なかった。しかも東京片道の新幹線より、大分往復の航空券の方が安かった。なんてこったい!

今回、アンティークショップを営む友人の山本さんが、大分でフェアを開催したので、その応援(というより邪魔にしかならなかったけど)に行った。

じつは彼女、だいーぶ前(1994年)に発売した私の作品「もみの木の下で」というCD-ROMを購入して下さり、当時から応援してくださっている有り難い方なのである。
しかもご主人も彼女と結婚前から彼女とは別に同じCD-ROMを購入してくださっていて、いつもご一家で応援してくださる、本当に有り難いご夫婦なのである。

さらに今回感動したのは、その彼女の携帯の着メロ。なんと、もみの木のテーマソング「抱きしめたい」という曲になっていた。一瞬うちの事務所でそんなサービスしていたっけ?と思ったけど違うのよね。自力で作ってくださったのよね。

そう思った瞬間鳥肌が出た。

「有り難う」と言うのが精一杯で、それ以上何か言うと本当に泣いてしまいそうだった私。へらへら。「とびらさん(ご主人)が一生懸命作ってくれたんです」と、ころころ笑いながら話してくれた彼女。その言葉にその姿を想像して、また胸がいっぱいになる。

CD-ROMを発売した当時、とびらさんと彼女からはいつもべつべつにメールを頂いていた。それでだいぶ経ってからご夫婦だと知ったとき「何故おっしゃってくださらなかったのですか?」と聞いたら「だって、嫁がファンだからついでにファンだと思われるのがとても嫌だったんです。僕は僕でファンなんです」と、嬉しいメールをくださったとびらさん。

本当にいつも有り難うございます。

彼女と親しくさせて頂くようになったのも本当に偶然の出来事だったのだけど、こんなご縁は最高に幸せ。

「この人の笑顔が見たい」
「この人に笑って貰いたい」

私の基本を思い出した一日だった。

いつも本当に有り難うございます。

笑顔がスキ

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