マフィー&ホッピー
マフィー&ホッピー

ひなたは久しぶりにお出かけをした。
行き先はヒメタローさんちである。

ヒメタローさんちというのは、可愛いものや楽しいものがたくさんあって、とっても楽しい時間が過ごせる幸せな場所だった。

ヒメタローさんはお仕事の合間に、いろいろコレクションなさっていたり、手作りに励んでおられ、ステキな日々をお過ごしの様子だった。

マフィー&ホッピー

そんな彼女のコレクションのなかで一番驚いたのが、NorthAmerican Bear 社というメーカーのテディベア&バニーの、マフィー&ホッピーだった。

このコレクションは凄かった。

着せ替え用のドレスの数も半端じゃなく、遙かに私のタンスの中身よりも充実していた。もちろんマフィー&ホッピーのお友達のわんこのルル(そんな奴もいたなんて知りませんでした)や、アヒルやひよこなど、周辺のぬいぐるみも勢揃いである。

しかもマフィー&ホッピーは一匹ではなく、何匹もいるのだ。新しいシリーズが発売されるたび、少しづつ顔のバランスとかが違うそうである。奥が深いぞ、マフィー&ホッピー。

マフィー&ホッピー

実は、ひなたも同じぬいぐるみを持っていたのだが、そんなコレクションがあるとは知らずに、手作りのいぬぐるみと一緒に棚の中で暮らしていた。

マフィー&ホッピー

ヒメタローさんちで恵まれた環境の中、幸せに暮らすマフィー&ホッピーさんたち。

マフィー&ホッピー

あまりの待遇の悪さに、すっかりガラが悪くなってしまった、うちのマフィー&ホッピーさんたち。

また新たな魅惑的な世界に足を踏み入れそうになったひなたであった。しかしお小遣いがいくらあっても足りないので、現在入り口付近で踏ん張っている。