長年生活を共にしてきた冷蔵庫さんと、このたびお別れすることになった。
理由は音がうるさくなってきたからである。思えば16年の間、来る日も来る日もアイスクリームや氷を冷やし、伝兵衛が来てからはちくわやチーズを冷やしてくれていた冷蔵庫さん。
お疲れ様とつぶやきながら綺麗に拭いてあげ、お別れした。
そして新しく来た新人の冷蔵庫さんは、ちょっと小振りだけど容量は前のとかわらず240L。しかもフォルムがとても可愛くてお気に入り。冷蔵庫なんて、キッチンでどどーんと目立つから、やっぱり可愛い形でなくっちゃね。
そして嬉しい2ドア。実はひなたは結構ずぼらなので、扉がたくさんある冷蔵庫は、どこに何を入れたかわからなくなり、行方不明の末に変わり果てた姿で発見される食材たち。
そんな光景が容易に想像出来てしまえるのである。だから冷蔵庫は2ドアにこだわっている。
それにしても16年もたつと冷蔵庫もいろいろ棚の作り方とか内面が工夫されていて、大変使いやすい。思い切って買い換えて良かったとしみじみしたり。。。
さらにあこがれの「自動製氷器付き」なのである!これは嬉しい。放っておいても勝手に氷が出来ているなんて、夢のようである。これでいつでもアイスティーが楽しめる。。。
ところが、氷が勝手に出来て製氷皿に移動するたびに「がらがら」って音が出るのである。慣れてしまえばどうってことはないのだが、慣れない奴がいた。
伝兵衛はこの音が鳴るたび、飛び上がってびっくりしている。そんなわけで、あこがれの自動製氷器さんは、最初の一日稼働しただけで、今はスイッチが切られている。