「ロード・オブ・ザ・リングス」に出てくるガンダルフを、かもねぎスタッフ達は「ガン爺」と呼んでいる。
そして伝兵衛は「伝爺」と呼ばれている。
伝爺は、今年の11月で9才を迎えるのだけど、人間で言えば結構なお年らしい。しかも大型犬は小型犬よりも老後が早いとか。
そんな伝爺、お年を感じさせないすっとぼけた行動は相変わらず若々しい。(苦笑)わんこ病院でも先生に会えた嬉しさを堪えきれずにお漏らしして、先生に雑巾がけをさせる日々。
さらにあいかわらず食欲旺盛。食い意地が張っていて生地汚い。散歩の途中で拾い食いするスピードにも加速がついてきている。だから、それだけはやめてって。ただでさえお腹が弱いのにさぁ。。。
道に落ちているティッシュなんかも拾い食いする。困った癖である。でもこれって食い意地というより問題行動なのか?わざと口に入れてかまって貰おうとしているのだろうか?でもそう思って放っておくと飲み込みやがる。困り果てるひなた。
2匹目を育てるときは、雷なんかでびくつかず、ひなたの言うことをちゃんときく、おとなしくてお利口で男らしくて、決して拾い食いなんかしない、立派なわんこに育てよう。
と、日々伝爺の行動を見て、2匹目に対するしつけの項目が増えてくるのである。
「でもおりこうでクールなわんこやったら、伝兵衛の方があほやけど可愛かったと思うで、絶対」と浅野(仮名)に言われ、スタッフたちも頷いている。
「そうそう、伝ちゃんの可愛さはあほなところがええのんや」
「甘えん坊さんでもええやんか。可愛いねんし」
君たちは何かあるたび、びくついてお腹を壊し、ひろえない 「謎の物体X」(若い人は知るまい)のようなどろどろのうんちの始末をする身にもなってくれよ、と心のちゃぶ台をひっくりかえすひなた。
お腹の調子も良く、お利口でクールな手の掛からないわんこと、可愛いだけが取り柄のお腹の弱いバカ。
可愛いだけが取り柄でも、お腹の調子が良い子が良いなぁ。