マルガリータ

今年も丸刈りの季節がやって来た。例年より少し早いのだけど、最近妙に暑かったりするので決行。
今年のトリマーチームは、のりこ夫人とアシスタントのちえチュウ。そして特別参加のミスターS。ナショナルペット用バリカンを片手に、スキ鋏もばっちり用意していただき、完璧な構え。

ところが伝兵衛はこのバリカンの「を〜ん」という音が嫌だったらしく、逃げる。。。ので仕方なく今年のチームは「くし」と「はさみ」でカットすることに。

しゃきしゃき切ること切ること。。。ひたすら切り続けるトリマーチーム。数時間後に出来上がった伝兵衛のサマーカットは、去年のバリカンよりも少し長めの「五分刈り」って感じ。
手触りは「安物の毛布」のような、なんとも言えないチープさ加減がナイス。毛が無くなりなんとなく一回りちっこくなった伝兵衛は「子犬ちゃん」と呼ばれていた。

そしてこの子犬ちゃん、配達に来るセールスドライバーのお兄ちゃんに、ことのほか好評であった。
「お前、散髪したんか!ほんまに可愛いなぁ」と、代引きのお金を取りに行っているあいだ、伝兵衛をぐりぐりして機嫌良く待って下さっていた。受付主任、セールスドライバーのお兄ちゃんに撫でて貰って大はしゃぎである。

わんこ病院では笑われてしまったけど「毛が無い分軽く感じる」と、お姫様だっこでがっつり36キロの伝兵衛を持ち上げる先生。

話は飛ぶけど、この先生、そんなにボディビルな感じじゃなく普通のスタイルなのに、60キロのわんこも持ち上げるらしい。すげーや。先生の体重より重いんじゃないの?是非その現場を見てみたいものだわ。
そしてそのなんとかって(わんこの名前を覚えきれなかったひなた←おバカ)でっかいわんこも見てみたい。そのわんこを見たら、伝兵衛が子犬に見えるらしい。聞いたこともない名前だったけど、どんなわんこなんだろ?めっちゃ見たいよ〜〜〜。

話を戻して、そんなわけで、今年の夏も男らしく角刈りの伝兵衛は、散歩で出会う見知らぬ人から「ゴールデンですよね?どうしはったんですか?」と言われながらも、元気良くライオン尻尾をふりふり、今日もご機嫌である。

尻尾ふりふりで思い出したけど、世の中は伝兵衛の尻尾を中心に回っているんじゃないかと、先日ひなたは浅野(仮名)と話していた。
だから時には激しく揺れることもある。(迷惑)

でもそんな揺れにひっかかって気分が落ち込んだとき、ああ、伝ちゃんは今ご機嫌なんだなぁと思えば辛さも和らぐ?なんて事はなく、余計に腹が立つか?まあいいや。

Love&Peace(肉球印)

マルガリータ